中央区は住みやすいというお話

おもうところ
桐山零はご近所さん

桐山零はご近所さん

 

 

 

非常事態宣言中ですが、特に仕事も変わらず普通に出勤、。会社も建前と本音のところは違うようで。。。こう言っては何ですが、前回よりも慣れがあってそこまでギスギスした生活ではないです。

前回はTAROを博多に返して「何か起きたらもう会えないかもな。。。」とちょっと思ったりもしました。

 

まぁ、ちゃんとマスクと手洗いうがい。外出は控えることでせめて自分が「運び屋」にならないように気を付けます。

そんな中、コロナのニュースは東京が中心(当然東京に住んでいるからなのもあるけど)。やっぱり地域差というか東京偏重というのはよく感じます。

 

以前も書きましたが、転勤になるまで東京に住んだことがなく、それどころか29歳になるまで九州から出たことがありませんでした。新幹線に乗ったのも33歳が初めてでした(笑。

その話をすると皆さんからは笑われますが、九州人で九州から出たことない人はそんなに珍しい事ではないです。たぶん四国とか東北もそんな感じではないでしょうか。

みんなその土地で生まれて、学校行って、卒業して、就職して、結婚して、家を建てて、墓を作って死んでいきます。

 

いや、極端かよ(・ω・)ノ!!!

 

でも、以前の会社でも入社した時そういわれたし、親はいつ「帰ってくるのか」とか訳の判らない事を言い出す。田舎とはそういうもんだ。

確かに親が近くにいると何かと助かる。僕も父子家庭になり本当に困ることも多い。TAROが急に体長崩したとか言って連絡入るし、朝晩の食事、たまの弁当、家事に追われてプライベートも殆どない。。。

 

・・・おっと愚痴はそこまでだ!

 

 

 

現在、中央区の新川に借り上げで社宅で住んでいる。

 

とてもいい!!!

会社は近いし、スーパーや銀行もあり、電車は日比谷線、東西線、京葉線とあり、バスも便数多く、TCATまで歩いて15分でそこから30分で羽田に着く。生活には全く困らない。というかこれ以上の立地があるのか!

 

深川さんの水かけ祭り

深川さんの水かけ祭り

 

 

ここに家を借りたのには正直意図はありませんでした。条件は3つ「会社から遠いのイヤ」「電車乗り換えイヤ」「暗い家はイヤ」。新川に住んだ時点で最初の2つはクリアしています(笑

あと、長崎にしても大阪にしても、もっと言うと妻ちゃんの実家も全部海か川の横に住んでいたので、可能であれば水の横に住みたかった。

 

不動産屋からは二子玉川とかあっちのほうや、晴海のタワマンを紹介されたけど、結局は自分達で探したこの部屋に決めた。

墨田川の横で窓を開ければ永代橋、東京スカイツリー、リバーシティも見える。眺望は最高だ。

 

自分たちでどう探したか。

google map  です!

とにかく墨田川沿いをグーグルマップのストリートビューで歩き(?)、ここいいんじゃね?と一日何時間もかけて楽しく妻ちゃんと探した。

その中でいくつかアテをつけて不動産屋に「ここ見せて」と交渉したのだ。不動産屋はそりゃ不満だ。できれば高くて、自分たちの物件紹介したいし。ましてや新川や明石町を狙ってくる人なんていない(笑

 

とにかく晴海のタマワンとかせっせと進めてくる。タワマンは嫌いなんですよね。蟻塚みたいで。そこからゾロゾロと人が出て行って、近くのイオンに吸い込まれていく。。

ましてや東日本の震災からまだ5年だったので、電源が途絶された時の事を考えると全く候補になかった。高層であるメリットは何もない。

 

あ、勿論大島てる🔥も見ました(笑!

 

大阪の家と比べてかなり狭く(2DK 50㎡)なったけど、まぁ、結局2人暮らしなのでちょうどよくなってしまった。

 

ここで助かったのは妻ちゃんとの「価値観」だった。妻ちゃんも要は九州の「田舎もん」であり、旦那さんも通勤ラッシュはイヤだろうという事を一番に考えてくれたことだ。部屋広くなくても全然構わんと。

家族の共通の価値観は大事だ。「考え方」や「嗜好」は違っていて当然であり、世の中の夫婦のいざこざは、ほとんどが考え方、嗜好の相違によるものだが、それは他人だから当然なのだ。

価値観が同じだと方向性もおのずと同じになる。ここでの妻ちゃんとの共有した価値観は「ラッシュに巻き込まれてまで会社から離れた広い部屋にする必要性はない」「タワマンはイヤだ」という事だった。

それ以外の間取りの好き嫌い、インテリアなどは些細なことで、妻ちゃんの好きにすればよい。

 

ちなみに会社の人の反応はほぼ全員が「( ゚Д゚)は??!!」だった。

なんでそんなところに???

田舎もんは銀座とか築地に住みたいんだな~と揶揄されたけど、正直銀座や築地や月島が中央区とは知らなかったし、それによるメリットも分からない。タクシー代が安いくらい?

転勤族だし、所詮賃貸なので住みたいところに住めばいいと思うし、もはや家を資産として買う時代でもないと思う(東京の一部は資産価値あるかな)。将来は福岡に帰ってアビスパ福岡のホームグラウンドの近くに住んで、週末はサッカー三昧が妻ちゃんとの将来のビジョンだったし、今でもそうだ。

 

転勤は嫌いじゃない。むしろ好きだ。言い方に語弊があるけど会社の金でいろいろなとこに住めるのはいいことだ(笑

折角なんだし、家を買える(建てる)ことができない所に住んでみたり、自分の好み(電車の基地が近い、川沿い、バイクのガレージがある、プールが近い、プラモの塗装が遠慮なくできる…)だけで自由に選んでいけばいいと思う。

 

でも、仮に家を買うとしても、コンテナハウスのようにミニマルハウスで全然いいと思う。

 

タイニーハウス 「houzz HP」 より

快適なミニマルライフ、「タイニーハウス」の暮らし
ミニマルな暮らし、小さな家の記事は、「タイニーハウス」という特集記事トピックができたほど、今年、Houzzでも人気を集めました。小さな家の小さな暮らし、今、とても素敵なことに思えます。

 

 

少子化が進み、ますます都市への一極集中が進めばその他の土地の資産価値は落ちるだろうし、如何せん、南海トラフ地震、首都直下型地震もほぼ確実に来るといわれている。東京にこだわる必要もなければ、男は一戸建て!にこだわる必要もない。

 

「YOUは何しにNIPPONへ」を見て、最初は「こいつら何か月も会社休んで優雅に日本旅行を楽しみやがって、、」と思っていたんだが、この人たちがめちゃくちゃ裕福な人ではなく、自分たちの「身の丈」で、さらに言うと自分たちの価値観を大事にそこに「お金」「時間」を費やしているのが判る。

 

このアングルで何回撮ったことやら・・・

このアングルで何回撮ったことやら・・・

 

これって日本人にはなかなかできないことだ。見栄や体裁、村意識、将来的な不安。そうしてみんな年を取っていって、ご立派に定年を迎えた頃には「頑張った自分」の抜け殻だけが残る。

一概にいえませんが、高齢でも働いている人の中には貧しいからでも、さらにお金が欲しいからでもない人が相当数いる。組織とか会社の中でしか、その中の地位とか役職とか、物理的な精神的な「座席」がなければ、自分の存在意義を見出せな人が多いのだ。

もはや、技術立国、勤勉な日本人というものは過去に過ぎ去り、今は人生における仕事の在り方が大きく変わってしまった。モーレツに働きまくってきた人たちは仕事を奪われると空っぽになってしまうという恐れと未だに戦っている。

 

人の人生も価値観もそれぞれで、僕がとやかく言うことはない。

 

 

話が変な方向に行きましたけど、、、まぁ、中央区も新川も好きだって話でした(笑

 

今年もまた咲くかな

今年もまた咲くかな

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