JR九州 local trainの旅 ⑤2日目 その2
天気のいい中、左に桜島を見ながらフェリーは45分で垂水港に到着。垂水港でお金を払い、いよいよJAXA内之浦宇宙空間観測所(長いので、以降「JAXA」と呼びます)へレッツゴー。
海沿いの国道220号線を南下し、鹿屋から一気に東に大隅半島を横断します。鹿屋体育大学(NIFS)は唯一の国立体育大学で、僕も実は水泳の推薦でここを受験しています(もちろん落ちるのですが…)。
鹿屋体育大学
https://www.nifs-k.ac.jp/
鹿屋体育大学を横目に町中を過ぎるとひたすら田園と山の中を走ります。垂水から1時間15分程走り、肝付町に入ると山の上にレーダーが見えてきます。JAXAはもう少しです。
最初は何とかバスを乗り継ぎ行こうと思って、色々調べたのですが、走れば走るほど
「バスで来なくてよかった…」
と思うのでした
海沿いっぽいのを想像していましたが、なかなかの山岳。しかもバスは殆ど見ませんでした(笑。絶対に公共交通機関はお勧めしません!
何より、これまたリサーチ不足だったのですが、なんとこの観測所、車で回れる!車を正面に止めて、手続きをすると入門許可書とパンフレットをもらえて、
なんとタダです!
随分前から見えていた山の上のレーダーはこの観測所のでしたね。大きいレーダーが2基あって、山道を登っておりて、又上って。特に上のレーダーは太平洋が一望出来て、天気が良かったこともあり、景色も最高でした。
糸川先生の銅像もありました。
糸川英夫は、1954年、東京大学生産技術研究所内に航空工学、電子工学、空気力学、飛行力学などの分野の研究者を集め、本格的に日本のロケット研究をスタートさせました。1955年のペンシルロケットの水平試射に始まった日本の宇宙開発は、1963年には人工衛星の打上げを目指し、M(ミュー)ロケットの開発に着手しました。その前段としてのL-4Sロケットによる日本初の人工衛星打上げが苦戦を強いられる中、糸川は東大を退官、その夢を後進に託しました。
実際のロケット発射台もすぐ横迄行けて、迫力あって感激でした。その物々しい構造物と緑の公園。動と静の雰囲気のコントラスとがとっても良かったです。
博物館もあって、広くはないですが数々の展示がこれでもかと展示してあります。ちょっと古い物もありましたが、実物大のH1ロケットとかあって、十分満足できる展示内容になっています。これ、全部読み込んだらすごい知識になると思います。
いや、ここは景色もそうだし、たぶんゆっくり海岸線を回れば美味しいものがあったりもっと楽しめたんだろうなぁと思います。今度は打ち上げにあわせて行きたいな。。。
直近では今年3月にイプシロンが打ち上げられています。
2時間くらい滞在、観測所をばっちり堪能して、途中でお土産もgetして、一路垂水港に戻ります。
また同じ山道を1時間強かけて同じ道を戻り、今度は垂水港で先にお金を払ってフェリーに乗り込みます。今度はうどんは食べませんが、、、まさかこの後ほぼ食事がとれない事になろうとは(*_*;
その3に続く!!!
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