アビスパがルヴァンカップをとり、日本一になった。不思議な気分だ。
名古屋に行っても涙がでたし、国立も最初にチャントを歌った時に涙が出た。でも今は不思議な気分というのが正直なところだ。なんかふわふわしていて、時々4日目前の事を思い出してはグッときて涙を我慢している。
近くにこんなに立派なスタジアムがあるし折角なんで応援しようぜ
2007年に妻ちゃんに誘われ、正直そこまで興味が無かったけど、ハマったのは僕の方だった。
転勤族で福岡に住んだことも殆ど無く、帰省の際にレベルファイブスタジアム(当初)にいき、アウェイも旅行がてら色々行った。
負けたら機嫌が悪くなり、勝てばニコニコ。
そんなに負けるの嫌なら、鹿島のサポーターにでもなれば~?
と妻ちゃんは飄々としたものだった。
名古屋も国立も見届けたのでこれでちゃんと報告できます。
「ルヴァンカップで優勝したよ」
この16年間は本当に色々あった。僕を含め多くのサポーターは本当に昨日の事のように思い出すと思う。
なかなか勝てずJ2の常連で停滞し、観客は3,000人位しか入らず本当にガラガラ。胸のスポンサーもおらず、そして経営難でチーム消滅の危機。
J1へ昇格しても勝てずすぐにJ2へ。
見だした頃はからするとずっと苦しく厳しい時代で、どっかで優勝とかあきらめていた。福岡県民から忘れさられ、閑散としたスタジアムから何度逆転負けの試合を見て帰った事か。
そんな苦しい中でも城後が移籍せずいてくれたのはやっぱり大きかった。ウェリントンが城後を胴上げしてたのを見て、また涙腺が崩壊した。
「ストーリーは続く」というが、ストーリーが追っかけてくるんではなく、多くの人の人生がそうであるように、アビスパというチームの歴史がストーリーを30年間紡いできた結果がこの優勝に繋がったんだと感じる。
時間はかかったけど、その爆発力は凄く、僕らアビスパサポーターが人生の一部を費やしてきたものをちゃんと昇華してくれた。
チームは続くし、僕らの人生も続く。
「アビスパ福岡、我らの全て」というチャントがあって、全てではないな、、といつも思ってたけど、自分の一部で、そして自分自身が(16年だけど)一緒に歴史を刻んできたチームの一部なんだと再認識した。
「今迄関わってきたすべての人に、おめでとうと、ありがとう」
この言葉が意味するものをとても、とても重く感じた優勝だった。
これからもアビスパは続く。次の目標を目指して。
実は、、、忙しくて、まだTVは見ていない(笑。
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